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ブライダル・ウォーズ [映画 *は]


ブライダル・ウォーズ〔初回生産限定〕 [DVD]
「ブライダル・ウォーズ」、観ました。

幼馴染のリヴとエマは、幼少の頃から花嫁になることに並々ならぬ夢を描いていた。2人のこだわりはプラザホテルでの結婚式。
奇しくも同じ日にプロポーズを受けた2人は、喜び勇んでホテルを予約する。
喜びもつかの間、ホテル側の手違いにより、式が同じ日の同じ時間にダブル・ブッキングされていた事が発覚。
ここから、2人の結婚式を懸けたバトルが始まる・・・。

ケイト・ハドソン&アン・ハサウェイによるコメディ映画。
前回の「モール★コップ」に引き続き、今回も日本未公開の作品をチョイス。

リヴを演じるのは「10日間で男を上手にフル方法」「あなたにも書ける恋愛小説」など、コメディはお手のものなケイト・ハドソン。
エマは「プラダを着た悪魔」、「パッセンジャーズ」のアン・ハサウェイ。
小さな頃から新郎新婦になり切り、結婚式ごっごをして本番に備えていた2人。
その頃見たプラザホテルでの花嫁さんの幸せそうな姿に、自分も将来はここで式を挙げる!と決意。
長年の夢がいよいよ叶う、って時に、何たる悲劇が起こってしまったのでしょう!
ブッキングした日を逃せば何年か先まで、空いている日がないのです。
こうなったら昨日の味方は今日の敵、我こそが式を挙げようと、お互い足の引っ張り合いが始まります。

まぁ、このバトルが何とも言えず幼稚で、ドタバタと騒がしい^^;
そんな事をしてどこが有利になるの?って感じの足の引っ張り合いなんですが、そこはコメディですから大目に見よう(笑)
しかしケイト・ハドソンがハチャメチャなことをやっても、違和感は全くないのですが(笑)、アン・ハサウェイは別ですよね。
最初の内こそ、普段のノーブルなイメージの彼女なんですが、バトルがヒートするにつれて段々過激になって来ます。
結構、捨て身でコメディやってるな~、って感じ。
変なダンスまで披露してるので、彼女のファンはある意味必見かも?(>▼<)
ケイトの方は画面に現れた途端、あまりのアイラインにギョッとしたけど、彼女の貫禄は只者じゃない!好きだな~、あのアネゴ肌。
どう見てもアンと同い年には見えないんだけど・・・(汗)。
実際には3こ上なんだね~(もっと上かと思ったし)、まぁ、それだと許容範囲内という事で^^
どちらも好きな女優さんだと言うこともあって飽きはしなかったけど、普通の作品かな。

劇中でどっちかの彼氏が言ってたけど、合同で式を挙げちゃえばいい話ではあります。
醜い争いなんかしないで・・・。
おっと、それを言っちゃ、実も蓋もないか~(苦笑)
でも、どんなに盛大な式を挙げても、大事なのはその後ずっと続くであろう毎日ですからね。
最後には2人も、その事に気づいたようでありました^^

ウェディングドレスをはじめ、2人のファッションなんか、女子は楽しめるかもしれませぬ(^^*

BRIDE WARS  (2009)
 監督 ゲイリー・ウィニック
 ケイト・ハドソン アン・ハサウェイ クリステン・ジョンストン
 ブライアン・グリーンバーグ クリス・ブラット スティーヴ・ハウィー
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モール★コップ [映画 *ま]


モール☆コップ コレクターズ・エディション [DVD]
「モール★コップ」、観ました。

ショッピングモールで警備員として働くポール。
警官になるのを夢見ているが、試験には落ちてばかり。
現実はそうそう甘くない。
そんな時、ショッピングモールが強盗団に占拠される事件が起こる・・・。

アメリカで一億ドルを超える大ヒットを記録したというコメディ。
日本では劇場未公開でしたが、映画情報番組なんかでチラチラと見かけていたので、何気に存在感はあったかも?^^
DVDがもうリリースされていたようなので、レンタルしてみました。

メタボな身体でセグウェイを乗りこなしながら、モールを巡回するポール。
警官を目指しているだけのことはあって、“モールの安全は俺に任せてくれ”とばかりに、今日も真面目に取り組みます。
しかし、行き過ぎた行動もあったりなんかして、同僚やモールの従業員たちからは、どことなく馬鹿にされているような気配。
頑張りが空回りしている・・・ってところでしょうか。

そんな時、ポールはウィッグ店で働くエイミーを見かけ、一目で恋に落ちます。
ことあるごとにエイミーの周りをうろつくポール、分かり易過ぎ・・・。
彼女に近づくために、ポールなりに必死でアピールを始めます。
この辺りまではコメディと言ってもちょっとユルイ感じがして、若干間延びした感じがしなくもない。
91分しかないのにもう間延びしちゃうって、大丈夫か?と心配しましたが(笑)、強盗団がモールを襲撃する辺りから、盛り返してきました。

強盗団がとった人質の中にエイミーがいるのを発見したポールは、たった一人でこの悪党たちに立ち向かって行く。
この時のポールと犯人の攻防戦、犯人は超人的運動神経なんですが、向かい討つポールのペースでガタガタに。(「ダイハード」もどきなオトボケアクションもあります^^)
でもふざけた様な戦いも、ポールにしてみたら真剣勝負には違いない。
彼の胸に燃えるのは、“愛する者たちと、モールの平和は、俺が守る!”という事。
信念を持つ者の強さを、ポールに見ました。
最後にはそういう人が強いんだな~、って感じですね^^
憎めないキャラクターも相まって、思わず応援せずにはいられませんでした。

気軽に楽しめるコメディです。
アハハと笑って、後には何も残らないけど、それで良いんだと思います。
それにしても、セグウェイを操るポールの腕前は大したもの。
あれってそんなに運転、簡単なのかな?

PAUL BLART:MALL COP  (2009)
 監督 スティーヴ・カー
 ケヴィン・ジェームズ ジェイマ・メイズ キーア・オドネル
 ボビー・カナヴェイル スティーヴン・ラナジージ シャーリー・ナイト
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インビクタス/負けざる者たち [映画 *あ]


インビクタス/負けざる者たち (クリント・イーストウッド 監督) [DVD]
「インビクタス/負けざる者たち」、観ました。

南アフリカ共和国で黒人初の大統領となったネルソン・マンデラが、同国で開催されたラグビー・ワールドカップを通して、それまで差別により分かれていた国民の意識をまとめようと尽力する姿を描く。
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン主演。

まず、最初に一言。
感動しました!
去年も「チェンジリング」「グラン・トリノ」と素晴しい作品を発表した監督ですが、また一つ新たな感動を生み出してくれました。
意欲的に映画を製作し、その作品のどれも、水準の高さに驚かされっぱなし。
映画ファンとしてとても満足の行くものばかり、監督、尊敬します^^

1994年、南アフリカ共和国。
反アパルトヘイト運動で逮捕され、長きに渡り刑務所に収容されていたネルソン・マンデラが解放される。
彼は大統領選で勝利し、黒人初の大統領として国政に携わるようになります。
人種隔離政策によって白人と黒人との間には、根深く残る差別という壁。
この差別意識を取り除くために、マンデラ大統領が説いたのが赦し。
迫害された過去を赦し、新しい未来を見つめるべきだと。
自分の周りの人事にも、あえて黒人と白人を配置し、互いに理解しあうことを望みます。

そんな時、マンデラの目に留まったのがラグビー代表チームのスプリングボクス。
主にヨーロッパ系の選手で構成され、アパルトヘイトの象徴的存在であったチームを応援するのは白人だけで、黒人たちは相手チームの応援にまわると言う。
マンデラは95年に自国で開催されるワールドカップで、二つに分かれた国民の意識を一つにすることを目指します。
当時、負けが込み、不調真っ只中だったボクスのキャプテン・ピナールを官邸に招き、自分の理想を語るマンデラ。
そんなマンデラに触れたピナールは、やがて彼の生き方に感銘し、チームを引っ張る原動力となっていくのです。 

お恥ずかしいけれど正直に言うと、ネルソン・マンデラ大統領について、それほど詳しい知識があった訳ではありません。
おまけにラグビーについては、ルールなど一切分かりません。
この映画のすごい所は、例えそうであったとしても、十分に物語を理解し、そして感動できるところだと思うのです。
そういう意味では、すごく間口の広い映画ではないのかな~、と思いました^^
映画を通してですが、マンデラという人物の人となりが、伝わるようになっているのです。
特にマット・デイモン演じるピナールが、マンデラが27年間投獄されていた独房に立つシーンでは、胸に迫るものがありました。
観客はきっとピナールと同じ疑問を浮かべるでしょう。
“何故、赦せるのか?”と。
しかしそれが、ネルソン・マンデラと言う人なのです。私はここで感極まってしまいました。

映画終盤のラグビーシーンも、ルールなど分からなくても感動を共有できるようになっています。
怒涛のうねりと共に、大観衆が一つになっていく様は圧巻です。
(スタジアム外のエピソードも効いてます^^)
スポーツはただでさえ大きな感動を与えてくれますが、そこに国家の未来を描くマンデラの理想が重なり、感動もひとしおでした。

普段、映画を観てもあんまりしないのですが、
こればっかりは「すごく良かったから、観に行ってきたら?」と、夫に勧めてしまいました^^
(ダンナkunはあまり映画を観ないほうなので・・・)

INVICTUS  (2009)
 監督 クリント・イーストウッド
 モーガン・フリーマン マット・デイモン トニー・ギゴロギ
 パトリック・モフォケン マット・スターン ジュリアン・ルイス・ジョーンズ
 アッジョア・アンドー マルグリット・ウィートリー レレティ・マクロ
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セントアンナの奇跡 [映画 *さ]


セントアンナの奇跡 プレミアム・エディション [DVD]
「セントアンナの奇跡」、観ました。

第二次世界大戦中のイタリア・トスカーナの村。
部隊からはぐれ敵地であるこの村にやって来たアメリカ軍兵士と、村人たちの交流を通して、戦争がもたらす悲劇を描き出す。

物語は1983年のニューヨークから幕を開けます。
定年を間近に控えた郵便局員が、窓口にやって来た客をいきなり射殺してしまう。
捜査を始めた警察は、犯人の部屋から石像の頭部を発見。
この石像は第二次大戦中、ナチスドイツによって爆破された橋に施されていたものであり、長い間その行方が分からなくなっていたものだったのです。
その橋はイタリア・フェレンツェに架かっていた・・・。
何故、イタリアで紛失した石像がニューヨークの、郵便局員の部屋にあったのか?
そして何故、郵便局員は客の男を撃ち殺してしまったのか?
サスペンスタッチの導入部で、これがどう繋がるのか興味深々。

ここでシーンは第二次大戦中のトスカーナへと移ります。
冒頭の謎を残したまま、物語は戦争映画へと様相を変えて行くのです。
黒人ばかりで編成された“バッファロー・ソルジャー”と言われる歩兵部隊は、今まさに川を越えてドイツ軍が待ち構える敵陣へと歩を進める。
が、集中砲火を浴びた部隊は死傷者を出し、撤退。
しかしその時、混乱しながらも川を渡り、秘かに敵地へと入り込んだ4人の兵士がいたのです。
このうちの一人、身体は巨大だけど気は優しいトレインが、怪我をして倒れている少年を助けたことで運命が動き出します。
ナチスの目をかわしながら、少年を抱えたまま進む4人は、村にある一軒の家に助けを求める、ここからアメリカ兵と村人たちの交流が始まるのです。

この村での出来事が、後のニューヨークの事件へと繋がる伏線になっているという訳。
いったいどういう経緯でそうなったのか、観ていくうちに明らかになるのですが、それはとても心苦しいものでした。
戦争っていうものは、何十年経とうとも癒せない傷を人の心に残すものなんだと、改めて考えさせられました。
映画のタイトルにもなっている“奇跡”。
確かに怪我をした少年はどこか不思議な力をもっているように見え、時に奇跡を呼び寄せる事が出来るかに思えるところもあるし、何よりこの一連の出来事の顛末も奇跡の力が働いていたと言えるのかもしれません。
でも、奇跡という言葉から連想するような救いとか、喜びとかいったイメージを吹き飛ばすほど、戦争シーンの凄まじさ、人々の日常を破壊するさまは悲惨でありました。

また、4人のアメリカ兵が所属していた“バッファロー・ソルジャー”が黒人で編成されていたと言うことからも感じるかもしれませんが、黒人に対しての差別意識の強さも語られます。
白人上官の部下たちに対する態度、母国アメリカで受けてきた冷遇が描かれ、それらの差別を受けてきた4人の兵士が、トスカーナで初めて差別から解き放たれ心の平安を感じる、というのも何だか複雑な思いになってしまいます。

163分と長丁場であり、むごたらしい場面も多いのですが、冒頭の謎めいた事件がどういった風に結ばれるのかが知りたくて、一気に鑑賞してしまいました。
ネタバレ、反転します。(最後にあの少年が生きていて新聞記事で事件のことを知った彼が、郵便局員である元兵士の保釈金を払い、再会を果たす。すごく出来すぎているけれど、これが奇跡なんだろうか?と考え込んでしまいました。私なりに考えたのは・・・トスカーナの惨劇で同僚兵士も、良くしてくれた村人も皆死んでしまい、ただ一人生き残った男の心の傷と怒りは長い時間でも癒しきれなかった。そして、裏切り者との再会で爆発した。この郵便局員の心の内を知りえるのは、他でもない同じ体験をした元少年だけなのかもしれません。辛い記憶を共有する人がいてくれることで、もしかしたら心のおもりが少しは軽くなるのかもしれない。この最後の出会いが、癒しを与えられるのなら、これこそ本当に奇跡の巡り合わせなのかな・・・なんてことです。 

MIRACLE AT ST.ANNA  (2008)
 監督 スパイク・リー
 デレク・ルーク マイケル・イーリー ラズ・アロンソ オマー・ベンソン・ミラー
 ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ ヴァレンティナ・チェルヴィ
 マッテオ・スキアボルディ ジョン・タートゥーロ ジョン・レグイザモ
 ケリー・ワシントン ジョセフ・ゴードン=レヴィット D・B・スウィーニー
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ウィッチマウンテン/地図から消された山 [映画 *あ]


ウィッチマウンテン/地図から消された山 [DVD]
「ウィッチマウンテン/地図から消された山」、観ました。

ラスベガスでタクシードライバーを営むブルーノは、サラとセスという兄妹を乗せる。
2人は不思議な力を持っており、謎の集団から追われていた。
人の良いブルーノは、この兄妹を放っておけず、行動を共にするのだった。

ウォルト・ディズニー製作のファミリー向けムービー。
気軽に楽しめる作品だと思います。
ブルーノのタクシーに乗り込んできた2人は、最初から何やら不審なお客さんではありました。
行きたい方角だけを告げ、料金は惜しげもなくドンッと大金を渡したり・・・。
そして極めつけは、兄妹をしつこく追い回す者がいると言う事。
車に乗せたのも何かの縁・・・とばかりに、追っ手から逃れるためタクシーで疾走するブルーノなのでした。

ネタバレでもないと思うので書きますが、この兄妹は遠く離れた星からやってきたエイリアン。
それを追うのは、秘かに地球外生命体の研究を行っている政府機関、兄妹を追って来た追跡エイリアン。
その上にブルーノにつき纏うギャングも加わって、各方面からの追っ手をかわしながら物語は進んでいきます。と言っても、この追跡劇も程よいハラハラ感です。
ピンチが訪れても“きっと切り抜けられるだろう”という安心感を持ってみることが出来る程度のものなんですよね。
そこはファミリー向けで安心して観られるように作られていました。

ブルーノを演じるのは、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。
一見こわもてでぶっきら棒なんだけど、人が良くて優しい心を持っているブルーノを魅力的に演じていました。
腕に覚えもあるので色んな相手に向かって行っちゃうけど、ちと不死身すぎるのはご愛嬌ですね^^
エイリアン妹を演じていたのは、今までにも注目していた子役のアンナソフィア・ロブちゃん。
この作品では、“あれ?普通になっちゃったかな?”なんて思わなくもなかったですが、成長の途中にいる彼女、まだまだこれから変わっていくんだと思います。
どんな女優さんになるのか、楽しみなのに変わりはありません^^

ラスベガスのホテルで、ちょうど“SF研究大会”みたいなのが開かれているという設定で、色んなコスプレをしたマニアの人たちが溢れ返っているのです。
そこに、本物のエイリアンが乱入する・・・というシーンがとても楽しかった~。
マニアの人たちの屈託のない反応には笑っちゃいました。
この大会、とても楽しそうだったし、ちょっと参加したいかも?ですね^^

RACE TO WITCH MOUNTAIN  (2009)
 監督 アンディ・フィックマン
 ドウェイン・ジョンソン アンナソフィア・ロブ アレクサンダー・ルドウィグ
 カーラ・グギーノ キアラン・ハインズ トム・エヴェレット・スコット
 クリストファー・マークエット ゲイリー・マーシャル
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ゴッドファーザー PARTⅡ [映画 *か]


ゴッドファーザー PartII <デジタル・リストア版> [DVD]
「ゴッドファーザー PARTⅡ」、観ました。

父の亡き後、コルレオーネファミリーのドンとなった息子のマイケル。
変わり行く時代の中で、ファミリー継続の困難さを噛みしめつつあった。
また、幼い頃に移民としてアメリカにやって来たビト・コルレオーネが、ファミリーを築き上げていく姿も描く。
「ゴッドファーザー」シリーズ第二弾。

以前に「ゴッドファーザー」を観てから、ずいぶん時間が経過してしまいました。
長尺なので続きは“休みの前夜に観よう!”なんて思いつつ、いざ休みの前になると外出やら宿題やらで、なかなか手につかなかったけれど、先日の祝日の前夜、やっと観ることが出来ました~^^
(しかも、夜中の1時過ぎにスタート。「PARTⅡ」が一番長いんですよね、200分です!!
観終わったらもう、朝って感じでした。そのままゴミ出しにも行ったし・・・^^;
祝日は寝過ごしちゃって、ゴミを出し損ねる事が多いので、何気にありがたかった、かも・笑)

なんて、関係のない話から始まっちゃいましたが、尺の長さは余り気にならなかったです。
私的には、「PARTⅠ」よりもこの「PARTⅡ」の方が面白いと感じました。
前作でドン・コルレオーネの跡を継ぎ、マフィアとなった三男・マイケルが、ファミリーの存続と拡大のために冷徹さを増して行く姿を描きます。
それと平行して、今は亡きドン・コルレオーネがどのようにしてファミリーを築き上げて来たのかを、少年時代から遡って語っていく・・・という2大柱で構成された映画になっています。

どちらかと言うと、本筋であるマイケルの話よりもドンの生い立ちのパートの方が面白かったんです。
故郷のシチリアを追われるようにしてアメリカに渡った少年が、貧しい暮らしの中から生きる術を見出していく。
若い頃のドンをロバート・デ・ニーロが演じているのですが、変にギラギラとしているんじゃなくて、どっちかと言うと飄々とした雰囲気なんですよね。
奥さん、子供を大事にするし、そんなところもファミリーの拡大へと繋がっているんでしょうね。
それでいて、やるときはやる。だから、仲間にも一目置かれる。
イタリア移民で溢れる街で、人々の困り事を解決しながら力をつけていく。
勢いのある時代に後押しされるように、事業を拡大していったのだろうと思われます。

一方、マイケルは人が変わったように冷徹で切れ者のドンとして、ファミリーの頂点に君臨している。
考えてみたら、父の時代からの側近は年齢も上だし、なによりドンと共に生きてきた訳ですものね。
父と比べられることも多いだろうし、若いからと言っても隙は見せたくないだろうし。
実力の差は歴然とはいえ、兄を差し置いているのも事実。
そして一番のプレッシャーは、やっぱり父親の存在。
マイケルは有無を言わさない鋭さを身に纏い、ドンとして生きていくしかない。
その生き方が妻との間にも、溝を広げていってしまう。

上り調子に勢いをつけて行くかつてのドン・コルレオーネと、徐々に下降線を辿り岐路に立つドン・マイケルとを、対比させながら見せていく構成は、時間を感じさせずに物語に引き込まれた~、上手い。
それにしても、裏切りは決して許さない、復讐は必ず実行する、といった所は見ていて気持ちが沈みました。
みぞおちの辺りがズーンと重くなると言うか・・・。
でも、「PARTⅢ」も観ますね^^

THE GODFATHER:PARTⅡ  (1974)
 監督 フランシス・フォード・コッポラ
 アル・パチーノ ロバート・デュヴァル ロバート・デ・ニーロ
 ダイアン・キートン ジョン・カザール タリア・シャイア
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ウォッチメン [映画 *あ]


ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
「ウォッチメン」、観ました。

ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・世界を震撼させた事件の陰で、<監視者>としてそれらを見守ってきたヒーローたち。
“ウォッチマン”と呼ばれたかつてのヒーローが、ある夜何者かに殺害される事件が起こる。
これを皮切りにして、次々に狙われ始めるウォッチメンたち・・・。
アメリカン・コミックの実写映画化。

アメコミをまったく知らずの鑑賞です。
物語の舞台となる年代は1980年代くらいなのかな?
すでにこの頃には、覆面をつけての自警行動を禁止した“キーン条例”という法令が施行されていて、ヒーローとしての活動はご法度となっているらしい。
ウォッチメンのメンバーも少数を除いて、今は引退しているのだけれど、その中の一人が殺されたことから、他のメンバーも危険が忍び寄りつつあることを感じ始めます。
そして、危惧したとおり何者かが、裏で糸を引いていることを突き止めるのですが・・・。

先にも書いたケネディ暗殺やベトナム戦争といった事件も劇中で絡んでくるし、ニクソン大統領なんかも顔を出したりします。
当時は米ソが対立を極め、一触即発で核戦争に突入しそうな緊張した時勢でもありました。
・・・と言っても、あくまでも映画は、私たちが住む世界によく似た“パラレルワールド”での出来事、と言うことらしいです。
確かにヒーローが乗り回すメカや、科学実験の様子なんかは近未来っぽいし、過去と未来がごっちゃになった世界観はパラレルワールドだからなんですね。
しかし、ストーリーは映画を見る前に思い描いていたイメージとは、ちょっと違っていました~。
歴史的事件とウォッチメンとの関わりの部分が、いまいち薄いと言うか、どこがどう<監視者>なのか、伝わってこなかった。
もっと、歴史を絡めつつ、じっくりその辺を見せてくれるのかと思っていたのですが・・・。
なので、どうもウォッチメンがどういうヒーローなのか、伝わり辛かったかも?という気がしちゃいました。

それにしてもヒーロー仲間の間でも確執あり、恋愛あり、親子関係あり・・・。
超人と言えど、やはり人間、ってことなんですね。
しかし・・・いかんせん仲間同志のあれこれを見せすぎたせいでしょうか。
最後の最後、地球を救うための彼らの死闘も、なぜか内輪揉めみたいにしか見えませんでした^^;
地球規模の壮大な話のはずなのに、何でだろ(笑)

去年の春に公開されたとき、観たいと思っていたものの近くの映画館でやってなくて、観られなかった作品でした。
が、結論を言えばDVDで十分だった、という感じ・・・かな^^;

WATCHMEN  (2009)
 監督 ザック・スナイダー
 マリン・アッカーマン ビリー・クラダップ マシュー・グード
 パトリック・ウィルソン カーラ・グギーノ
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デス・レース [映画 *た]


デス・レース [DVD]
「デス・レース」、観ました。

刑務所をレース場に仕立て、囚人達によって行われる「デス・レース」。
過激な走行に死者が後を絶たない、名前通りのデス・レースである。
殺人の汚名を着せられレーサーとなったジェンセンは、持ち前のテクニックでこの死闘に挑むのだった。

2012年のアメリカでは経済危機によって治安が悪くなる一方。
刑務所も満杯状態で、なんと民間企業が運営することに。
そして周りを海に囲まれた孤島に建つ刑務所では、囚人達に武装カーでレースをさせ、それをネット中継して利益を生み出しているんですよね。
囚人同志の容赦の無い闘いで、命を落とすことも。
そんな恐ろしいトーナメント選を5勝すれば自由を与える・・・女刑務所長は旨いエサをちらつかせ、囚人達により過激なレースを強いるのです。

さすが、映画ならではのトンデモな設定です。
2012年って言ったら、もう再来年ですよ~。
幾らなんでもこんなレースが許可されるはずは無いと思いますが、映画だからこそ面白く描ける設定とも言えますよね。
刑務所のはずなのに、レーサーとメカニックのチームにはちゃんと改造ブースも与えられていて、結構自由にその辺をうろついてたりしてるし^^;
そもそも、こんなレースを考え出した女所長がかなりの曲者で、ネット中継のアクセス数が増えるためならなんでもやる女なんです。

そしてこの刑務所に殺人罪で収監されたのが、ジェイソン・ステイサム演じるジェンセン。
彼は元レーサーという経歴の持ち主であり、その腕前を買われ、女所長から直々にデス・レースへの参加を言い渡されるのです。
ジェンセンは無実の罪を着せられてしまい、この刑務所にやって来た。
彼がそんな事になったいきさつも、これまた幾らなんでもそんな事が・・・という裏の陰謀があったと言うわけ。
ジェンセンはそれに気付き、自分を陥れた者への怒りを募らせていくのです。

結構、これはトンデモなお話だったりするのですが、そうは言ってもレースの場面にはスピード感もあり、見せ場も沢山あったりするので、力技でグイグイ引っ張っていく感じ。
観る前はレースとかどうだろ?なんて気もしたけど、思ったより面白かったです。
しかし、こういうちょっとB級っぽい雰囲気のする作品(良い意味で)と、ジェイソン・ステイサムって似合うな~。
私は彼の、あのハスキーな声が大好きです^^

DEATH RACE  (2008)
 監督 ポール・W・S・アンダーソン
 ジェイソン・ステイサム ジョーン・アレン イアン・マクシェーン
 タイリース・ギブソン マックス・ライアン ジェイコブ・バルガス
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ラブリーボーン [映画 *ら]


The Lovely Bones
「ラブリーボーン」、観ました。

14歳の若さで命を奪われてしまった少女が、この世とあの世のはざ間で彷徨いながら、地上で起こる出来事を見守る姿を描いたドラマ。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督作品。

スージー・サーモンは将来の自分の姿を思い描いては、夢を膨らませる14歳の少女。
彼女の夢はカメラマン、誕生日にもらったカメラで心の赴くままにシャッターを切ることに嵌っている。
両親と妹、弟とともに何気ない毎日を、ごく普通に過ごしていました。
もちろん、夢中になっている先輩もいて、彼への淡い恋ごころも彼女の毎日に張り合いを与えていて・・・。
映画は主人公であるスージー・サーモンによって語られていきます。
冒頭では彼女が、希望に満ちた前途を思い描きながら暮らしていた日々が映し出されてていく。
そのスージーの人生が、断ち切られてしまうことが分かっているだけに、幸せそうな彼女を見るのがどうしても胸が痛くてたまりませんでした。
そしてスージーに忍び寄る魔手。

あまりにも突然に絶たれた命に、現実を受け止める事が出来ない彼女は、天国と地上との間に留まってしまう。
それはそうだと思う、あんまり過ぎる。納得できるはずが無い。
“死は誰にでも訪れる。”そうは言っても、スージーにはまだ、やり残した事が山ほどあるのに。
残された家族もまた、スージーを失った現実を受け入れられずに苦悩している。
そして、自分を手にかけ、のうのうと暮らすあの男!
全てを見渡せる目を持ったスージーは、地上での出来事を見つめ続けるのでした。

スージーの魂が留まる天国のような場所の、ビジュアルは綺麗でした。
流石はピーター・ジャクソン監督。
彼女の記憶の中に残っているもの、また深層心理を表した世界で構築されているような、不思議で美しい風景でした。
その上とても色鮮やかで、どこか作り物っぽい雰囲気もあって、この場所はスージーによって作り上げられた世界なのでしょうね。
また、この場所の一部になっているものの中で、のちに驚くような真実へと繋がるものもあったりする事から、やはり神秘の力が働いている世界とも言えそうです。

ファンタジーだけでなく、サスペンスの部分でもかなりハラハラとさせられました。
スージーの身に起こった事件は、その核心の部分(殺害現場)を描くことなく語られます。
あっと思ったら、もう何かが起こった後が描かれるのです。
一体何が起こったのかを、実際に見せることがなくとも、その残忍で容赦のない犯人の犯行を想像させる所は息を呑みました。この想像の空恐ろしいこと。
そしてもう一つが、映画終盤の犯人宅への侵入シーンです。
スージーの妹が予てから怪しんでいた男(これがまさに犯人です)の留守宅に忍び込み、証拠を探す場面。
私はここで緊張しまくって、生唾がこみ上げてきました^^;
サスペンスの演出も、やっぱり流石でしたね~。

悲しかったのが残された家族で、中でもマーク・ウォールバーグ演じるパパの憔悴ぶりは居た堪れなかった。
全てを見渡せる目をもっていても、スージーが基本的に何も出来ないのも辛いところ。
悲しみのどん底の家族にも、またのうのうと暮らしている犯人にも、どうすることも出来ない。
それでも、パパと弟だけはスージーの気配みたいなものを感じとっていたけれど。
確信は無いけれど、そこはかとなく居る気がする、それを感じ取れるだけでもすごいことだと思う。
中でもパパが椿(かな?)を手に持って詰め寄るシーンは、心が揺れました。

やがて天国へと旅立つことを決心したスージー、彼女の魂が安らぎ、そして家族も少しずつ悲しみを乗り越えていく気配を漂わせつつ、物語は結末を迎えます。
やり残したことを成し遂げ、(ネタバレ、反転します ・これは犯人逮捕じゃなかったのね~。きっとあの霊感の強い友達の身体を借りて、「ちょっと待って、その金庫の中には死体が!その男が犯人よ!」とか言わすのかと思いましたよ~。え~、キスなの~、って。でも考えてみたら、スージーの気持ちも分かるかも。憧れの彼と両思い、キスの手前で先生に止められちゃったし、妹には先を越されちゃったし。グランマからも“初めてのキスは特別”とか何とか言われていたし、きっと経験したかったはずだよね~。観てる時は“オイオイ”って気もしたけど、後から考えると、これってやっぱり切ないよね・・・なんて思いました。それにしても、あの金庫はもうちょっと、何とかして欲しかったかも。沈んでいく金庫に、心底ゾッとした。
 
スージーを演じたのは、「つぐない」でアカデミー賞ノミネートの記憶も新しいシアーシャ・ローナン。
大分、大人っぽくなりましたね~。あの青い瞳に吸い込まれそうだった~。
相変わらずの芸達者ぶりで、彼女の演技力が物語を引っ張って行ってました。
それと、犯人役のスタンリー・トゥッチ。怖すぎ。
どこかで見た事あると思ったけど、「プラダを着た悪魔」とか「ターミナル」の!そうか、すっきりした。

THE LOVELY BONES  (2009)
 監督 ピーター・ジャクソン
 シアーシャ・ローナン マーク・ウォールバーグ スタンリー・トゥッチ
 スーザン・サランドン レイチェル・ワイズ マイケル・インペリオリ   
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