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影なき男 [映画 *か]

「影なき男」、観ました。

国境の山深くに逃亡した凶悪犯を追うFBI捜査官と、彼と行動を共にする山岳ガイドの決死の追跡を描いたサスペンスアクション。
1987年のアメリカ映画。

サンフランシスコで宝石店への侵入事件が起こる。
犯人は何とこの店の店主。
妻を人質に取られた店主が、犯人の要求に従い店からダイヤを持ち出そうとした・・・と言うのが事の真相。
FBI捜査官のスタンティンらは店主宅に急行。
しかし姿を隠した犯人は人質を盾にしてダイヤを奪うことに成功、その後人質を射殺し逃亡を果たす。
必死で犯人を追うスタンティンの元に、カナダとの国境の町から連絡が入る。
犯人らしき男は釣り客のツアーに紛れ込み入山した模様。
山を越えカナダへの逃亡を企てる犯人を追って、スタンティンは山岳ガイドのノックスと共に出発するのだった。

冒頭のサンフランシスコで起きた事件、犯人の姿は少ししか見せません。
顔は全く映らないようにしてあるのです。
そしてそれが、後のシーンで生きてくる。
犯人が紛れ込んだ釣り目的の山岳ツアーは客である5人の男がいるのですが、その中の一体誰が犯人なのか?
それが分からないじゃありませんか、やきもきしますよね~。
見ているこちらには、どの男も怪しく映るし、またそのように作ってある。
ツアーには山岳ガイドが案内役として同行ているのですが、それがサラという女性なんです。
いつ犯人が持ち前の凶暴さを露にするのか、サラに危険が及ぶのでは、と心配でならない、これは上手いな~、と思いました。

そしてそのサラの恋人が、FBI捜査官・スタンティンの案内をする山岳ガイド・ノックスという訳。
とにかく何としてもノックスはサラ一行に追いつきたい、それには捜査官とは言え山にはド素人のスタンティンが足手まといで堪らない。
何とか彼を置いて一人で先を急ごうとするノックス。
しかしスタンティンの方も食い下がるはずもなく、慣れない山道をノックスの後に続く。
こうした状況で、高山を舞台にした追跡劇が幕を開けるのです。

山という大自然を相手にした追跡は困難を極めます。
次から次に危機が訪れ、流石のノックスも苦悶を浮かべる事態に襲われます。
固い岩肌に激突するシーンでは、思わず「痛っ!」と叫んでしまったほど。
アクションも実際の現場で挑んでいるようでしたし、なかなか硬派な作り。
ロック・クライミングや猛吹雪など、役者さんもスタントマンさんも良い仕事をしているな~、としみじみ感じ入りました。
追う方と追われる方を交互に挟みながら、話しは進んでいきます。

犯人が本性を現すのが思ったより早くて、もうちょっと引っ張っても良かったかな、とも思いましたが、その後は犯人に追いつこうと猛追を仕掛けるスタンティンとノックスの方にも力が入ってきたので、バランス的には良かったのかもしれません。
最初はしっくり来なかったスタンティンとノックスの間にも、困難を乗り越える内に信頼関係が芽生え、物語はクライマックスへ・・・。

BSで放送されていて、何気に録画していたのですが拾い物の山岳サスペンスアクションでした^^

SHOOT TO KILL  (1987)
 監督 ロジャー・スポティスウッド
 シドニー・ポワチエ トム・べレンジャー カーティス・アレイ クランシー・ブラウン
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