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マザーウォーター [映画 *ま]


「マザーウォーター」 [DVD]
「マザーウォーター」、観ました。

京都を舞台に、そこに暮らす人々の姿を描く。
小林聡美、もたいまさこ、小泉今日子、市川実日子らが共演。

いわゆる癒し系のドラマって所でしょうか。
「かもめ食堂」や「めがね」なんかと同じ路線と言っていいのかな~。
今回は水がキーワードになっていて、ウイスキーしか出さないバーの主人セツコ(小林聡美)は水割りのグラスをクルクルと回しています。
カフェを営むタカコ(小泉今日子)は毎日コーヒーをドリップし、ハツミ(市川実日子)は街のお豆腐屋さん。
銭湯の主人オトメ(光石研)とバイトのジン(永山絢斗)。
そしてもたいまさこ演じるマコトはこれらの店を行ったり来たり・・・と。

毎日の何気ない暮らしを描いた作品で、確かに癒される画は満載。
登場人物たちはいつも何かしら、美味しそうなものを頬張っているし、インテリア雑誌のようなシンプルでオシャレな空間も参考にしたりして楽しめる。
まったりとした空気に浸りたい時にはいいのかもしれませんね。

しかし、如何せん平坦過ぎました。
何時まで経っても何も起こらない^^;
場面場面の繋ぎ合わせで、あとは登場人物たちの会話劇。
その登場人物たちの会話も、意味が有る様な無いような・・・。
始まってちょっとしてから、“もしかしたら、この調子で最後まで行くかもな。”と思ったら、その通りでした^^;
余りに静かな展開に、場内からイビキが聞こえてきて。
普段だと“映画館で寝るなら家で寝てちょうだい!”と思ったりするのですが、今回ばかりはそれもちょっと納得な自分がいました(笑)

これは好みの問題で、私のそれとは外れていたんでしょうね。
私は映画にはもう少しストーリーがある物、ドラマ性を求めてしまいます。
2時間なら2時間、映画を観ているその間、色んな夢を見させてもらいたいのです。

マザーウォーター  (2010)
 監督 松本佳奈
 小林聡美 小泉今日子 市川実日子 光石研 
 加瀬亮 永山絢斗 田熊直太郎 もたいまさこ

ミリオンダラー・ベイビー [映画 *ま]


ミリオンダラー・ベイビー [DVD]
「ミリオンダラー・ベイビー」、観ました。

年老いたボクシングトレーナーと、彼のもとでボクシングに全てを掛ける女性の姿を描いたヒューマンドラマ。
クリント・イーストウッド監督作品。

試合中に傷を負ったボクサーの止血係として生きてきたフランキーは、歳を取った今でもボクシングから離れられず、ロサンゼルスで小さなボクシングジムを経営している。
手塩に掛けてきた有望株のボクサーをタイトル戦に挑戦させようとした矢先、よそのジムに移籍されてしまいショックを隠せない。
そんな折、彼のジムの門を叩いた一人の女性。
彼女はマギーというボクサーで、フランキーにトレーナーになって欲しいと申し出るのだが・・・。

ジリ貧の生活をしながら、バイト代はボクシングのために・・・。
コツコツと練習し努力を惜しまないマギーですが、フランキーは相手にしません。
“君は幾つだ。”“今度の誕生日までは31です。”“歳を取りすぎている。”
“女性にもボクシングを教えるジムは幾らでもある、よそへ行け。”
にべも無いフランキーですが、結局はマギーの熱意に負けトレーナーを引き受けることになるのです。

フランキーの気持ちを変えたのは、スクラップという男の一言もありました。
“マギーには才能がある。”
スクラップはかつてボクサーとして活躍した過去を持つ男で、若き頃にはフランキーと各地を転戦しました。
念願のタイトル戦で敗北し、その時彼の右目は視力を失った。
今ではフランキーのジムで寝泊りしながら様々な雑用をこなす彼ですが、ボクサーたちに目配りは忘れない。
ぶっきらぼうで口の悪いフランキーの善き女房役・・・という所でしょうか。
フランキーとスクラップの二人から目を掛けられたマギーは、本人の努力も手伝って、メキメキと実力をつけて行きます。

各地で試合に勝ち続け、破竹の勢いで女子ボクシング界で名を馳せるマギー。
そしていよいよ臨んだタイトルマッチで、とんでもない悲劇がマギーを襲い、彼女は二度とリングに立つ事が出来なくなってしまうのです。

「インビクタス/負けざる者たち」でも迫力のラグビーシーンが挿入されていましたが、本作のファイトシーンも非常に力が入ったものでした。
マギーを演じたヒラリー・スワンクが、ボクサーの身体を全身で表現。
肉体と肉体のぶつかり合い、飛び散る汗と血しぶきの迫力を感じました。
こういう所も一切手を抜かない、監督のこだわりですね^^

一戦一戦、戦うごとにフランキーとマギーの師弟の絆は強固になって行きます。
その過程で2人の間には、師弟の関係を超えた新たな繋がりが生まれたように感じられました。
そう、それはまるで・・・父と娘。
ボクシングに没頭する余り、家庭を顧みることを忘れて生きてきたであろうフランキー。
フランキーと実の娘の間には、埋めようにも埋まらない深い溝が存在して久しい。
かたや、貧困から金の亡者となった自己中心的なマギーの家族。
マギーの幸せな思い出は、おそらく幼い頃に亡くなった父親との楽しかった記憶のみであろう。
家族の縁というものに恵まれなかったフランキーとマギーが、映画後半まるで擬似家族に見えてくる。 
フランキーがとった行動はあれで良かったのか?という疑問がずっとついて回るとは思うが、やはり愛が無ければ出来ない事だとも思う。
一見つっけんどんだが実は繊細な心の持ち主であるフランキーが、苦悩し一つの答えを導き出すラストまで、涙無しでは観られなかった。

そしてこの2人を、常に暖かくも冷静沈着な目で見つめる語り部、モーガン・フリーマン演じるスクラップ。
彼の存在がこの物語を見事に引き締めていたと思います。

MILLION DOLLAR BABY  (2004)
 監督 クリント・イーストウッド
 クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン
 アンソニー・マッキー ジェイ・バルシェル マイク・コルター 
 ブライアン・オバーン マーゴ・マーティンデイル マイケル・ペーニャ
 ベニート・マルティネス ブルース・マックヴィティ

マイレージ、マイライフ [映画 *ま]


マイレージ、マイライフ [DVD]
「マイレージ、マイライフ」、観ました。

全米を駆け巡るリストラ担当の男の悲哀を、「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督が描くヒューマンドラマ。
ジョージ・クルーニー主演。

企業からの依頼を受け、リストラ対象者にクビを宣告する役目を担うライアン。
彼は1年の322日を出張で飛び回り、仕事は極めて効率的で有能にこなす中年男性。
仕事の度に乗る飛行機で1000万マイル貯めるのが秘かな目標。
身軽に人生を生きてきた男が、ある女性との出会いによって自らの生き方を見つめなおす物語。

「JUNO/ジュノ」の時も相当話題になったし、本作でも受賞こそは逃しましたがアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞(クルーニー)に助演女優賞2人(ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック)がノミネートという華やかさで注目を集めました。
・・・と言っても個人的には「ジュノ」も「サンキュー・スモーキング」ももう一つで、ライトマン監督とはソリが合わないのかも?と思ってたんですよね~。
おまけにジョージ・クルーニーも全作品を観ている訳じゃないんですが、彼の出演作で私が観た作品はどれも面白い!と思うまでのものに出会っていない。
だから本作も、内心では“どうだろうな~?”と心配しながら行ってきたんです^^;

ところが!
本作はとっても良かったです~^^
スマートに颯爽に、自分の人生に何の疑問も持たずに(持たないように目を逸らして?)生きてきた男が、ふと侘しさや虚無感に気付くんだけど、それでも彼の日々は続いていく・・・。
そんな男の悲哀に満ちた姿を、重くなりすぎず軽くなりすぎず、絶妙なテンポで描いていました。
特に今回気に入ったのは、ジョージ・クルーニー演じるライアンを見つめる監督の優しい目線を感じたからじゃないかな~。
疎遠になっていた家族とのくだりなんか、とっても温っかい気持ちにさせられました。
人と人とのさり気ないやり取りの中に、実は掛け替えの無い宝物があるんだな、なんて思ったりしました。
女性関係ではまさかの辛さを味わう羽目になるライアンだけど、それを乗り越え明日を迎える彼の姿が想像できるというか・・・。
とっても大人な映画だと思うし、そんな大人へ向けた監督からの人生賛歌、って感じですかね^^

ジョージ・クルーニーも良かった。
ちょっとニヤけたスケベぶりも可愛いし^^、モテてモテてここまで来たけど、振り返ると哀愁・・・っていうのが絵になるよね。
ライアンと恋仲になるアレックスを演じたヴェラ・ファーミガの、さながら女ライアンって感じのやり手振りが素敵でした。
ライアンの部下、アナ・ケンドリックス演じるナタリーの角々した青さも上手かったと思う。

そして、この監督はやっぱりセンスが良いです!
オープニングからカッコ良すぎて、ニヤニヤしてしまいました。
空撮って面白いですね、パッチワークみたい。
あと、耳の良さでも天下一品、音楽の選び方も最高でした^^

UP IN THE AIR  (2009)
 監督 ジェイソン・ライトマン
 ジョージ・クルーニー ヴェラ・ファーミガ アナ・ケンドリックス
 ジェイソン・ベイトマン ダニー・マクブライド メラニー・リンスキー
 エイミー・モートン サム・エリオット J・K・シモンズ

めまい [映画 *ま]


めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]
「めまい」、観ました。

高所恐怖症が原因で刑事を辞めたスコッティは、元刑事の経歴を買われ旧友から彼の妻の尾行を頼まれる。
美貌の人妻・マデリンを見張るうちにスコッティは彼女に惹かれていき・・・。
サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督の1958年の作品。

オープニングクレジットは女性の口元のアップから始まり、続いて黒地のバックに様々な色の光がグルグル、ぐるぐると螺旋を描く様子を映し出した映像でした。
そのグルグル、ぐるぐるを見ていたら何だかちょっと気分が悪くなってしまった。
この映画の主人公・スコッティは極度の高所恐怖症の男。
高い所から下を見ると、さあ大変、彼はめまいを覚え恐ろしさに足はすくみ、気分を悪くしてしまうのです。
あのオープニングのグルグルの気持ち悪さは、めまいを意図したものなのかな?
ちょっとだけスコッティの心持ちが分かるような気がした~^^;、私も高い所はあんまり好きじゃないしねぇ。

スコッティは屋上づたいに犯人を追跡している途中、同僚の警官が転落死してしまったショックから、恐怖症状が顕著に現れるようになります。
事故の責任を感じたスコッティは刑事を辞職、そんな時、旧友から相談事を受けるのです。
旧友のエルスターはスコッティに、妻のマデリンの尾行を依頼します。
エルスターの話によると、マデリンには彼女の先祖で不運な人生を送った女性の亡霊がとりついていて、それがマデリンに不可思議な行動を取らせている、このままでは妻の身に危険が降りかかるのではないか、というにわかには信じられないものでした。
半信半疑のスコッティでしたが、尾行を開始、するとやはりマデリンの行動には奇妙なところがあるのです。
ある日の尾行中、いきなり海に飛び込んだマデリンを助け出した事で初めて言葉を交わす二人。
そこから急接近するスコッティとマデリン、やがて互いに強く惹かれあうように。
しかし、恐ろしい事態が発生してしまい・・・。

いいですね~、雰囲気がものすごくいいです。
謎めいた美しい女、彼女に翻弄される男。
女は謎をまとい男の前に現れた。
過去の亡霊にとりつかれたために、時折自己を喪失するマデリン・・・彼女の中にはマデリンともう一人の人格が存在すると言うのです。
さて、この謎には果たしてどんな答えが用意されているのか。
メロドラマチックな男女の恋愛を絡めながら、劇的にサスペンスを紡いでいきます。

手品のタネって明かされると“な~んだ”って思ったりすること、ありますよね。
どうやって“そこに不思議が存在する”かのように思い込ませられるか、そしてそれをいかに上手に見せられるか。
共通する所がこの映画にもあるんじゃないかな、と感じました。
ヒッチコックはサスペンスという手品の名手ですね^^

一つの事件が解決したかと思うと、さらにもう一つサスペンスが用意されている所も凄い!
心理的にジワジワ来るところも見ごたえあり。
面白かったです~^^

VERTIGO  (1958)
 監督 アルフレッド・ヒッチコック
 ジョームズ・スチュワート キム・ノヴァク バーバラ・ベル・ゲデス
 トム・ヘルモア ヘンリー・ジョーンズ エレン・コービイ

マンデラの名もなき看守 [映画 *ま]


マンデラの名もなき看守 [DVD]
「マンデラの名もなき看守」、観ました。

南アフリカ共和国で初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラ大統領。
彼の27年間に渡る獄中生活と、そこで看守として彼と接し交流を深めた男の姿を描いた物語。

先日、マンデラ大統領がラグビーワールドカップを通して、差別によって隔てられた国民意識をひとつにまとめようと努める姿を描いた「インビクタス/負けざる者たち」を観ました。
その時、他にもマンデラについての作品があれば観てみたいと思い本作をレンタルしてみたのです。
「インビクタス」では長い間の拘束を解かれ、刑務所から出所するシーンから物語が始まりました。
この「マンデラの名もなき看守」では、その出所をもって物語は終了します。
流れとしては逆という事ですね、でも丁度「インビクタス」と繋がっている感じなので、どちらも未見の方がいらっしゃるなら、年代順に観るのもいいかな、なんて思いました。

ケープタウン沖に位置するロベン島にある刑務所。
ここに配属された看守のグレゴリーは、妻と2人の子供と共にこの島で新たな生活を始めます。
彼の仕事は検閲官。
囚人宛に届いた手紙などに目を通し、不都合な部分を削除したり、また何らかの情報を得た場合は上司に報告する、という仕事を任せられています。
妻のグロリアは出世欲が強く、美容師という職業柄、島の上司や同僚の奥様方に上手く取り入り、夫の出世の手助けに余念がありません。
この刑務所には反政府活を扇動したとしてネルソン・マンデラが投獄されていて、グレゴリーはマンデラの担当を命ぜられることになります。、
出世の足がかりとなるだろうこの辞令を、グレゴリー夫婦は喜びと共に受け入れるのです。

グレゴリーには他の看守が持ち得ない才能がありました。
それは白人には理解できない黒人たちの言葉を、彼が習得していたという事。
グレゴリーは幼い頃、使用人の子供である黒人少年と仲が良く、彼との遊びの中で言語や、あるいは彼らが得意な槍術などを自分のものにしていたのです。
そして、この特技こそがグレゴリーがマンデラの担当となった理由と言うわけです。
上司はグレゴリーに、マンデラと彼の面会に訪れる夫人との会話を検閲させます。
マンデラたちはまさか自分たちの言語を理解する看守がいるとは思わず、大事な活動の内容を彼らの言葉で話す、それを聞き漏らさずに秘かに上司へと報告する…それがグレゴリーの仕事なのです。

グレゴリーはそれまで、他の白人たちと同様に黒人に対する差別意識を持っていました。
しかしマンデラと接することで、マンデラが掲げる理念とこの国の未来への理想に触れ、少しずつ変わっていくのです。
自分が今まで信じてきた白人至上主義の社会に対する疑問が、徐々に膨れ上がってくるのを抑えられなくなります。
同時に、自分が仕事のためにやったスパイ活動が、改革派と言われる黒人たちの命を狙う手助けをしているのだと、自責の念に捕らわれるようになります。
そんな時、どんな苦境をも受け入れ信念を曲げないマンデラの姿がグレゴリーの心を打つのです。

邦題からはどこか傍観者めいたイメージを受けたのですが、グレゴリーは決してそうではなく、マンデラと友好を交わし信頼を分かち合うようになった存在のように見えました。
この作品で見るグレゴリーは激動の時代、歴史が動く瞬間を間近で見つめることの出来た証人であるといっていいのではないでしょうか。
そしてグレゴリーや彼の家族も、大切なものを失いながらこの時代を生き抜いた人達なのです。
偏見と好奇の目にさらされながらも、信念をもって時代を乗り切ったグレゴリー一家を、丁寧に静かに描き出していたと思います。

GOODBYE BAFANA  (2007)
 監督 ビレ・アウグスト
 ジョセフ・ファインズ デニス・ヘイスバート ダイアン・クルーガー
 パトリック・リスター テリー・フェト 

モール★コップ [映画 *ま]


モール☆コップ コレクターズ・エディション [DVD]
「モール★コップ」、観ました。

ショッピングモールで警備員として働くポール。
警官になるのを夢見ているが、試験には落ちてばかり。
現実はそうそう甘くない。
そんな時、ショッピングモールが強盗団に占拠される事件が起こる・・・。

アメリカで一億ドルを超える大ヒットを記録したというコメディ。
日本では劇場未公開でしたが、映画情報番組なんかでチラチラと見かけていたので、何気に存在感はあったかも?^^
DVDがもうリリースされていたようなので、レンタルしてみました。

メタボな身体でセグウェイを乗りこなしながら、モールを巡回するポール。
警官を目指しているだけのことはあって、“モールの安全は俺に任せてくれ”とばかりに、今日も真面目に取り組みます。
しかし、行き過ぎた行動もあったりなんかして、同僚やモールの従業員たちからは、どことなく馬鹿にされているような気配。
頑張りが空回りしている・・・ってところでしょうか。

そんな時、ポールはウィッグ店で働くエイミーを見かけ、一目で恋に落ちます。
ことあるごとにエイミーの周りをうろつくポール、分かり易過ぎ・・・。
彼女に近づくために、ポールなりに必死でアピールを始めます。
この辺りまではコメディと言ってもちょっとユルイ感じがして、若干間延びした感じがしなくもない。
91分しかないのにもう間延びしちゃうって、大丈夫か?と心配しましたが(笑)、強盗団がモールを襲撃する辺りから、盛り返してきました。

強盗団がとった人質の中にエイミーがいるのを発見したポールは、たった一人でこの悪党たちに立ち向かって行く。
この時のポールと犯人の攻防戦、犯人は超人的運動神経なんですが、向かい討つポールのペースでガタガタに。(「ダイハード」もどきなオトボケアクションもあります^^)
でもふざけた様な戦いも、ポールにしてみたら真剣勝負には違いない。
彼の胸に燃えるのは、“愛する者たちと、モールの平和は、俺が守る!”という事。
信念を持つ者の強さを、ポールに見ました。
最後にはそういう人が強いんだな~、って感じですね^^
憎めないキャラクターも相まって、思わず応援せずにはいられませんでした。

気軽に楽しめるコメディです。
アハハと笑って、後には何も残らないけど、それで良いんだと思います。
それにしても、セグウェイを操るポールの腕前は大したもの。
あれってそんなに運転、簡単なのかな?

PAUL BLART:MALL COP  (2009)
 監督 スティーヴ・カー
 ケヴィン・ジェームズ ジェイマ・メイズ キーア・オドネル
 ボビー・カナヴェイル スティーヴン・ラナジージ シャーリー・ナイト

メリンダとメリンダ [映画 *ま]


メリンダとメリンダ [DVD]
「メリンダとメリンダ」、観ました。

とあるホームパーティーの場に、突然メリンダという魅力的な女性が現れる。
パーティーの面々は驚きながらも彼女を招き入れ、これを起点に、物語は2つの異なる展開を紡いでいく。
1つは悲劇、もう1つは喜劇。
「マッチポイント」、「タロットカード殺人事件」のウディ・アレン監督作品。

映画の始まりは、カフェで雑談している1組のグループの場面から。
このグループは映画だか舞台だかの作家の集まり。
“人生とは悲劇的か?はたまた喜劇なのか?”という議論が始まり、それぞれを得意としている2人の脚本家が即興で物語を作り始めます。
メリンダという女性を主人公にした、悲劇と喜劇を。

メリンダはラダ・ミッチェルという女優さんが演じています。
悲劇のメリンダと喜劇のメリンダを交互に見せていく形式。
メリンダ以外の出演者は悲劇版と喜劇版で違っていました。
最初は出演者はどちらも同じで、それぞれのお話に役柄を変えて出ているのかな?と思ったりしたのですが、喜劇版でウィル・フェレルが出た瞬間、“やっぱ違うな^^(キャラ濃し)”と気付きました。
でも、何処と無く似ているキャラクターの人がいたり、また劇中で起こる様々な出来事も2つの物語にかぶらせていたりしてたみたい。
主に男女間の間に起こる、あれやこれやの摩擦を描いていました。
途中まで似通っている所もあったりしたのですが、ラストでは違いが出てましたね~。

台詞のやり取りが多くて、結構登場人物は喋りっぱなしな印象を受けたかな。
ウディ・アレン監督らしく、小粋で洒落た雰囲気を楽しみました。
アパートメントの部屋や、レストランなんかで物語は展開されることが多かったので、何となく舞台劇っぽいかな、とも思いました。

MELINDA AND MELINDA  (2004)
 監督 ウディ・アレン
 ラダ・ミッチェル クロエ・ゼヴィニー ジョニー・リー・ミラー
 ウィル・フェレル キウェテル・イジョフォー アマンダ・ピート
 ジョシュ・ブローリン スティーヴ・カレル

マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画 *ま]


マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」、観ました。

今年7月に予定されていたロンドン公演「THIS IS IT」のリハーサルを収めたドキュメンタリー。
“誰も見たことのない彼に逢える。”

6月に急逝したマイケル・ジャクソンが、亡くなる数日前まで行っていたリハーサルの映像を集めて製作された本作。
マイケルのファン・・・という訳ではありませんが、やはり彼の姿をどうしても見たかった、見ておきたいという思いに駆られて行ってきました。

やっぱりすごい!!
月並みな言葉かもしれませんがホントにそう感じました。
彼から繰り出されるダンス、紡ぎ出される歌に心が震えました。
オーラをまとってステージを駆ける彼は、こうして舞台に立つ人だと定められた人のように思えました。
ああやって全身を使ってメッセージを発信できて、それを世界の多くの人に届けることが出来る、というのは誰にでも出来るという事ではないのですから。
そんな彼が歌に込めた愛や平和へのメッセージが、すんなりと心の中に入ってきました。

持って生まれた才能と共に、ここまで来るのに費やした努力は大変なものだった事でしょう。
あのしなやかなダンスが生まれるまでに、どれ程努力を重ねてきたのか。
ちょっと想像できない位です。
今作のフィルムに収められているリハーサル風景でも、より上を目指して良いものを作り上げようとするマイケルの姿があります。
そして、共に1つの舞台を作り上げようとするスタッフや共演者たちも、マイケルを愛し尊敬して止まないように見えました。
マイケルと一緒の舞台に立てる喜びを、熱に浮かされたような熱い言葉で話すダンサー達の姿も印象的。

どの曲も感慨深く、臨場感もたっぷりに聞くことができました。
曲が持つ世界観なども伝わりやすい構成になっているし、舞台美術も美しい、楽しめました。
何よりマイケルのパフォーマンスに釘付けですから。
この公演が無事執り行われていたら、と思うと心の底から残念でなりません。

“キング・オブ・ポップ”
真に彼はその名に相応しいエンターティナー。
その姿をしっかりと、脳裏に焼き付けました。
ありがとう。

THIS IS IT  (2009)
 監督 ケニー・オルテガ
 マイケル・ジャクソン

もしも昨日が選べたら [映画 *ま]


もしも昨日が選べたら [DVD]
「もしも昨日が選べたら」、観ました。

妻と2人の子供と暮らすマイケルは、仕事に追われる毎日を送っている。
いつも仕事を優先し家族サービスもそこそこ、子供達との約束も守れないこともしばしば。
そんなある夜、出掛けたホームセンターでモーティという怪しげな店員から“万能リモコン”なるものを手渡されたマイケル。
なんとそれは、ボタンを押すだけでマイケルの思い通りになってしまう、不思議なリモコンだったのだ。

マイケルが手にしたのは、何とも摩訶不思議なリモコンでした。
飼い犬の声がうるさいからと、ボリュームを下げれば声が小さくなり終いには無音に。
一時停止ボタンを押すと、マイケル以外の全ては一瞬にして動きが止まってしまいます。
面白いリモコンを手にしたとばかりに、マイケルはこれを使って時間を操るようになっていきます。

マイケルを演じるのはアダム・サンドラー。
お隣の子供と本気でケンカをするような、子供っぽい一面を持ったマイケルは彼にピッタリのキャラクター。
だからと言って子供と遊んでばかりの父親・・・と言うよりは、仕事の方を常に優先しています。
家族のために頑張って働いている、と同時に出世に対する欲も持っているマイケル。
仕事第一のマイケルと家族(特に妻)との間には、かなりストレスが溜ってきているようで、万能リモコンを手にしたマイケルは“しめた!”とばかりにこれを使いまくり^^;
煩わしい用事は早送り・・・早送り・・・と、調子に乗って使っている内に、万能リモコンの動きを制御できないようになってしまうのです!

この万能リモコン、まるでDVDのリモコンのようなのです。
ボタンを押すと目の前いっぱいに“メニュー画面”が現れて、マイケルの歩んできた人生にちゃんとチャプターが付いているのです!
見たいチャプターを選ぶと、昔の出来事を目の前で見る事が出来たり・・・。
それでも過去は過去、なので好きな場面を見ることは出来ても、過去を変えると言うような事は無理。
しかし、早送りは別です。早送りしちゃうと現実の時間も本当に早送りされちゃう。
問題は早送りしているその間の、マイケルの意識がどうなっているのか、という事。
そして、リモコンは乱用しすぎのしっぺ返しのように制御不能となり、マイケルは大変な事態に見舞われてしまうのです。

はじめのうちこそ自業自得、マイケルの取った行動の結果だよね・・・なんて気持ちで見てたのですが、段々とマイケルのことが不憫でたまらなくなってきます。
終いには、もう涙なしでは見られない、そんな所まで達してしまってかなり泣いてしまいました^^;
時間を操れるリモコンを手にした男のハチャメチャ・コメディだと思っていたら(確かに途中まではそうだった)、何とも泣かされる展開に驚いてしまいました。
毎日の何でもないような時間でも、積み重ねていく事で自分の人生は自分のものとなるのですね。
そして、周りにいる大切な人たちとの絆も深まっていく。
そうやってその人の歴史が作られていくのかもしれません。
何気なくて普段は考えないけど、大事なことを気付かせてくれるような作品でした^^
(でもでも、結構下ネタも多いので、お子様にはちょっと早いかも?です、念のため・笑)

「ロード・オブ・ザ・リング」のサム役(←大好き^^)でお馴染みのショーン・アスティンが、「50回目のファースト・キス」に引き続き、今作でもアダム・サンドラーに上手くイジられていて笑えます~。

CLICK  (2006)
 監督 クランク・コラチ
 アダム・サンドラー ケイト・ベッキンセイル クリストファー・ウォーケン
 デヴィッド・八セルホフ ヘンリー・ウィンクラー ジュリー・ガヴナー ショーン・アスティン

モーテル [映画 *ま]


モーテル [DVD]
「モーテル」、観ました。

車を運転中、道に迷った夫婦が人里離れたモーテルに宿泊したことから、血も凍る恐怖のどん底に突き落とされるさまを描いたサスペンス・スリラー。

行けども行けども真っ暗闇の山道に、ふと現れたガソリンスタンドとそれに隣接したモーテル。
折りしも、何故かトラブルで車が動かなくなってしまう。
仕方なしに古びたモーテルに泊まる事となった1組の夫婦。
部屋に入り、何気なくつけたテレビに映し出されたのは、“殺人シーン”が収められたビデオだった。
良く見るとビデオに写っている部屋が、何と、今自分達が泊まっている部屋とそっくり!な事に気付き・・・。
慌てる2人を楽しんでいるかのように、魔の手は次々と襲い掛かってくるのだった。

や~、恐ろしかったです。
比較的、残忍な犯行の様子なども押さえ気味、ビデオの内容は(もちろん衝撃なんだけど)グロイ表現を控えていたように思うのです。
それでも、恐怖で縮み上がるには十分でありました^^;

次の被害者は自分達?
犯人は今度のターゲットを自分達夫婦に定め、ビデオに収めようと企んでいる。
部屋には一気に緊迫した空気が張り詰め、言い様のない恐怖に背筋が冷たくなります。
しかし、この2人が今までの被害者達と違ったのは、何とかして犯人達の裏をかいて生き延びようと模索する所。
犯人と夫婦の、まるで命を懸けた鬼ごっこのような展開に、今度はハラハラドキドキと鼓動が速くなってしまいました^^;

こういうジャンルをよくご覧の方は、多少の物足りなさを感じられるかもしれないですが、私はかなり恐ろしい気分を味わいました。
85分と尺は短いけど、この位が緊張感を持続して観賞できると思うし、展開もメリハリが利いて間延びしないと思うし。(あんまり長い時間、見たくないしね~^^;)
実は主人公の夫婦には、抱えている問題があったのですが、この恐怖の1件を通して2人がどのように変わるのか・・・と言う所も、短い上映時間の中なりにきちんと描写されていたように思いました。

しかしアメリカって国土が広いから、どんだけ走っても周りに何も無い・・・っていうような場所が結構あるのかな~。
モーテルの建物だけじゃなくて周りのそういう環境も含めて、大きな一つの“密室”みたいで怖い気がした。

VACANCY  (2007)
 監督  ロムニッド・アーントル
 ケイト・ベッキンセイル ルーク・ウィルソン
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